UiPath OrchestratorとWinDirectorを比較してみた

UiPath Orchestrator VS WinDirector

UiPath Orchestrator(オーケストレーター)およびWinDirector(ディレクター)はどちらも作成したロボットや各種RPA資源を管理するツールです。


結論から言いましょう。

UiPath Orchestratorの圧勝です。


それぞれの特徴について一つ一つ優劣をつけていきます。


コスト(費用・料金)

価格については下記の通りです。


  • UiPath Orchestrator:UiPath社要請により非開示
  • WinDirector:2,280,000円


UiPath製品は参考価格がなく、WinDirectorは基本統一価格です。

お安いリセラーを見つければWinDirectorより安く買えるという点でUiPath Orchestratorに軍配が上がるでしょう。

お安いリセラーの見つけ方は弊社へお問い合わせください。


ロボットのスケジューリング

ロボットを任意の日時で起動する機能です。

これは両製品ともに可能です。


ただ、どちらもタスクスケジューラーでの実行が可能であることを考えると、そこまで必要な機能ではないかもしれません。

並行稼働ロボットの場合、一つ一つの端末にタスクスケジュールを登録しなくて済むという点くらいでしょうか。


ロボット稼働端末管理

管理ツールにて開発端末や実行端末の管理を行う機能です。

これも両製品にて可能です、


シナリオ管理

作成したロボットの管理を行う機能です。

これも両製品にて可能です。


最大接続端末数

1台の管理ツールで何台の端末を管理できるかです。


UiPath Orchestrator:Attended Robotの場合10,000台、UnAttended Robotの場合1,000台

WinDirector:100台


桁違いの圧勝でUiPath Orchestratorに軍配です。


ロボット実行ログの管理

こちらは両製品にて可能です。


クレデンシャル管理

これはUiPath Orchestratorのみで可能です。

なお、Orchestratorではクレデンシャル(IDやパスワード)のみではなく、

通常の環境変数も格納可能です。


またもやUiPath Orchestratorに軍配が上がりました。


キューによる資源一括管理による並行稼働

これまたUiPath Orchestratorのみで可能です。


大企業などでは、1台のPCだけでは処理しきれない業務があることでしょう。

この場合、Orchestratorにインプットデータを集中管理し、接続待機されている複数のPCに空きが出次第、分散並行処理させることが可能です。


中小企業以外ではこれがあるかないかがノックアウトにすらなり得る機能です。


結論:UiPath Orchestratorの圧勝

以上の通り、UiPath Orchestratorにしかできないことは多いものの、WinDirectorにしかできないことはなく、

UiPath Orchestratorの圧勝という結果に終わりました。


UiPathの費用、WinActorとの比較」という記事にて、

RPAツールそのものの機能・評価としてもUiPathが圧倒していることを述べましたが、

管理ツールだけ取ってもこの大差です。


WinDirectorは正直なところ、値段の割に導入しても望める効果が少なすぎです。

(これは、これだけの機能を誇るUiPath Orchestratorですら言われることです)


今後のことを考えたら、UiPathを選んでおけば間違いありません