UiPathの費用、WinActorとの比較

世にRPAツールは多くありますが、最も比較のニーズが高いのは「UiPath」と「WinActor」になります。


それぞれの特徴を見ていきましょう。


【UiPath】

  • ライセンス価格が主要ツールの中では圧倒的に安い
  • 小規模開発~大規模開発まで対応できる
  • Community Editionを無料で使用できる


【WinActor】

  • 小規模開発のみに対応
  • 習得が容易
  • 処理速度が遅い


簡単にまとめると以上のようになり、UiPathの優位性が強くなっています。

事実、最近はWinActorからUiPathへ移行する会社も多くあり、UiPathの勢いを感じます。


このようなWinActorからUiPathの流れが出来ている原因は以下のようになります。


  • UiPathはライセンスの値段が圧倒的に安い

(WinActorフル機能版908,000円、UiPath Studio(UiPath社要請により非開示))

  • UiPathは開発に小回りが利くため、開発できる業務の幅が広くなる

(WinActorでは開発できない業務がノックアウト要件になり、候補から外れる)

  • UiPathはネット上の情報が豊富

(UiPathは無料で使えるためエンジニアによる情報記事が多数あり)

  • WinActorの唯一のメリットだった「日本語」という部分の剥落

(UiPathも2018年秋に日本語化完了)

  • WinActorは動作が遅い。

(せっかくコストをかけてロボを作っても削減目標のROIが達せられにくい)

  • PoC(概念実証)が各企業一巡してきて、各RPAツールの評価が出揃って来た

(上記のような情報にアクセスしやすい環境が整った)


上記の通り、WinActorはかなり用途が限られます

自走化させたいが、トレーニングには時間を割けないため、ごく簡単な業務のみRPA化する方針の企業などはWinActorでもよいかもしれません。


今のところ、RPAツールとしてはUiPathを選定しておけば間違いないという状態です。

UiPathにはあまり目に見えたデメリットがなく、対抗馬が見当たらない状況です。


その他、かなり細かい点で「UiPathがどうしてもダメ」だとか「Automation Anywhereの方が適している」というような場合もあり得ますので、

経験豊富なコンサルタントと密に連携しつつ、RPAツール選定から入ってもらうべきでしょう。


より詳しいライセンス形態とその費用については下記の記事もご覧ください。

UiPathライセンスとサブリセラー制度について


併せて読む:

UiPath OrchestratorとWinDirectorを比較してみた